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スロウな森の暮らし たまに旅


by nollipolly
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タグ:スペイン〜モロッコ09 ( 16 ) タグの人気記事

甘くけだるい思い出の残り香まださめやらぬ9月半ばのある日。
ずいぶん長持ちする香りだな...ヽ( ´_`)ノ

毎月のウェブ•ルーティーン、それはクレディットカードや銀行の使用履歴や残高をチェックすることです。

いえ、思えば便利な世の中になったものです。
ほんの10年ひと昔前は、遠く離れた海外から、預金や負債の残高を手軽にチェックできるなんて夢のまた夢。しかも口座振替だってできちゃう。
海を渡ったが最後、家族との連絡すら思うようにいかなかった時代もかつてはあったわけですから、技術の進歩には感謝しなくては。
そんなどうでも良い思いとともにカード会社のウェブサービスにログイン。
さてと、今月の支払高は、と........

489827円。
489827円。

48,982.7円っと♪♪

いや。そうでない....
小数点以下は、あり得ない。

うん.........48万9827 円だ!!!

∑q|゚Д゚|pワオォ!!   ((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォ
(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」


※ ↑ 持ってる全ての驚愕系顔文字使用

やられました.........More
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by nollipolly | 2009-10-25 08:07 | Trip
1ヶ月のスペイン滞在もそろそろ終わりに近づいてきたある日ー。

なに気に覗いた小銭入れの中に、異質なコインを見つけました。
買い物の釣り銭に紛れ込んでいたようです。
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デザインは2ユーロのコインによく似ています。
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右側が2ユーロコインです。

何だろうと思い、その晩行きつけのバーで訊いてみました。
「なんだろーねーェ〜?......」
その場に居合わせた常連客たちも誰一人として分かりません。

「モロッコのお金かな...」

この辺りはモロッコや他のアフリカ諸国から来ている人が多いので、
その時はそう思ったのです。

2〜3日後、試しに買い物に使ってみました。
案の定、キッパリはじかれました。
↑てか、試すなよ...(~_~;)

疑問はそのままにして、帰ってからネットで調べてみたところ、何と

タイバーツ!!!

東南アジア方面には行ったことが無いので、全く見当がつきませんでした。
タイとヨーロッパじゃ南極と北極くらいかけ離れています。
明らかに故意に使った誰かがいた、ということで間違いなさそうです。

ちなみに、2ユーロはだいたい280円くらい、このコインは10バーツで、
価値は28円くらいだそうです。

やられました....ヽ( ´_つ`)ノ


高々2ユーロの話ですが、イヤな気分は金額の問題ではありません。
くれぐれも、受け取った釣り銭、
小銭と言えどその場で確かめるようお勧め致します。

ついでにもうひとつ....More
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by nollipolly | 2009-09-11 07:55 | Trip
スペインからモロッコに個人旅行でフェリーで渡ろう!ということになったとき、現実的な情報が少なくて本当に困りました。「地球の歩き方」はこっちじゃ売ってないし...
フェリーはどこからどこまで出ているのか、という基本中の基本情報ですら思うように得られません。就航会社、料金はもちろん発着時刻も分からず、ネットで調べるにも、適当なサイトに行き当たるまでがこれまた大変ー。ここかな? と思っても全部スペイン語だったりで、情報収集には苦労しました。
まさにいきあたりばったりでも何とか無事に帰ってくることができましたが、無駄なお金と時間のロス、関わらなくても良いことに関わる羽目になったこと(^ ^;)がちょっと残念です。
これから旅したい人のために、今回の旅で得た情報を掲載することにしました。思いつくまま書いたものですが、少しでもお役にたてれば幸いです。
[2009年6月現在]

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【スペインからモロッコへ行くフェリー】
■スペイン南部〜モロッコ北部間の主なフェリーポートは、スペイン側がアルへシラス(Algeciras)とタリファ(Tarifa)、モロッコ側がセウタ(Ceuta)とタンジェ(またはタンジューㇽ、Tanger)です。セウタはスペイン領ですので、興味がなければまっすぐタンジェ行をお勧めします。
ジブラルタル(イギリス領)からタンジェ行のフェリーが出ている、という噂ですが、現地の検問官は「週末だけ」と言っていました。しかし定かではありません。
マラガからフェリーが出ている、という噂にも惑わされましたが、タンジェ行は今はもうないようです。北アフリカのもう一つのスペイン領メリジャ(またはメリリャ、Melilla)行はあります。

【フェリーポートへのアクセス】

飛行機、レンタカー以外の方法です。
■マラガからバス
 マラガ(Malaga)という地中海沿いの大きな街にバスターミナル「Estación de Autobuses」があります。そこからアルへシラス〜タリファを通るバスが出ています。(Cadizという街が最終到着地)。マラガ〜アルへシラス間は2時間です。料金は大人片道€11.25。バス会社は「Portillo」です。
■マドリッドから
 アルへシラス行の列車「renfe」があります。バスは「DAIBUS」という会社がアルへシラス行を扱っていますが、他社でもあるかもしれません。発着は南バスターミナル「Estación de Autobuses Sur」です。
バスは安いですが(マドリッドーマラガで大人1人片道€21.8)、時間はたっぷりかかります(マドリッドーマラガで6時間ぐらい)。renfeはマドリッドーマラガ間2時間半くらいですが、料金は大人1人片道€107くらいでした。

【フェリー会社】
私が利用したのは、高速フェリー「FRS」です。通常よりちょっと高めの料金ですが、30〜40分程度で向こう岸に渡れますし、船内も快適です。
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往復のチケットです。セウターアルへシラス往復で€66でした。
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こちらの会社のフェリーも快適そうな感じがしました。
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■アルへシラス、タリファのフェリーターミナルには多くのフェリー会社のカウンターが並んでいるので、チケットはそこで買うことができます。しかしけっこう混んでいるので、順番待ちの時間を節約したければ事前に購入しておいてもいいかと思います。ホームページからも買えますし、街中でもあちこちでチケット販売の看板が目につきます。アルへシラスのバスターミナル内にもチケット売り場がありました。

■タリファーアルへシラス間には、フェリー会社が運行する無料バスが出ていました。フェリー会社の係員にその場で尋ねてみると良いでしょう。

もしご質問がありましたら、分かる範囲でお答えしたいと思っています。(わからないこともあります)コメント欄からどうぞ

【その他】
■フェリーは比較的定刻に運航されていましたし、何社もあるので大丈夫かと思いますが、スペイン側で一度前触れもなくバスが運休していた経験があります。でも怒らないで、そういう国だと思って下さい。特に移動手段は、バックアップを常に考えておくと慌てなくて済みます。
■スペインとモロッコでは1時間の時差があります。時計を合わせるのをお忘れなく。
■フェリーターミナル、国境などの要所では、怪しいモロッコ人がうじゃうじゃ。はったり、ぼったくりのたぐい、と思って間違いありません。日本人とみると喜び勇んで近づいてきます。ニコニコしながら片言の日本語を話す輩は最要注意人物、今まで相当数の日本人がカモられたと思って下さい。関わりたくなければ返事もしない、徹底無視を貫いて下さい。愛想笑いなどもってのほかです。彼らも生活のためにやっているのでしょうが、この際同情の余地はありません。女性の物売り(アクセサリーなど)も徘徊しています。彼女らはそれほど悪質ではありませんでしたが、やはりしつこいです。必要ないなら断固として断る、または無視をお勧めします。しかし彼らと堂々渡り合ってみたい、騙されるもまた旅の思い出、と考える方はこの限りではありません。
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by nollipolly | 2009-09-09 05:45 | Trip
絨毯屋を出た後、ツアーは昼食に向かいました。
200人はラクに入りそうな大きなレストラン、内装もなかなか豪華です。
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※クリックすると拡大できる画像もあります

民俗音楽のバンド演奏が続き、ダンサーたちが登場。客席の中に入ってきて臨場感を楽しませてくれます。
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食事はこんな感じ。名前は分かりませんが、伝統料理のようです。
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まずまずの味です。
絨毯屋での舌戦の後、なんせおなかがすいてましたからね。
ツアーメンバーは同じテーブルを囲んで自己紹介などし合いながら食事を楽しみます。スペインから来たカップル、国籍不明の母娘、明るく屈託のない金髪娘、一人旅のイギリス人男性。皆、気の良い人たちです。

再びバスに乗り込み、いよいよタンジェ(Tanger)に向かいます。
峠を超え、広く果てしない草原を抜け、バスはひた走ります。
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ん? どっかで見たような衣装。
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地元の農家の女性たちです。ほんとはこういう自然な写真を撮りたかったのですが、ツアーでは思うままにいかないのが残念です。

タンジェに到着、導かれまた同じような入り組んだダンジョンに入り込みます。もういいやー、そんな気分です。だんだん喉が渇いてきました。ゴリラーマンがカフェでひと休みする、というのでほっとします。

感じの良いオープンカフェ。やっとひと心地付きます。.......More
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by nollipolly | 2009-09-08 08:13 | Trip
通りでは、観光客狙いの物売りがついてきて回ります。
アクセサリー、衣装、ベルト売り、偽ブランド物の時計、なぜかトルコ帽、いろんな物売りがしぶとくついてきて、煩わしいにもほどがあります。

市街を一旦抜けると、開かれた広場のような空間に出ました。王宮だそうです。
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※クリックすると拡大できる画像もあります

周囲に柵が張り巡らされ、敷地内に立ち入ることはできません。警備員が随所に配備されています。旧市街地の雑然とした雰囲気とはうって変わった空間。写真を撮りながら、この国の実情に思いを巡らせます。

再び入り組んだ迷路に入り込みます。やがてゴリラーマンの足取りが緩くなりました。
「次はモロッコのアンティークストアだよ、安くていい品が揃っているよ、じっくり見てね」

かなり大きな店構え。入り口の割に中は広く、奥深く、しかも二階建てです。相当稼いできたものと思われます。古い家具や様々なインテリア小物が所狭しと並べられ、アラビアン風のエキゾティックなデザインが目につきます。しかし、どうも購買意欲をそそりません。
ひとつは「本当に値段当たりの価値があるアンティークなのか?」という疑問。もう一つは、古い物が多い家独特の、カビ臭いような臭いが鼻につき、商品管理がちゃんとされているのだろうか? という不安。アンティーク小物大好きの私でも、それだけでもうこの店はパスです。

アンティーク物の他にお土産用の手頃なサイズの商品も置かれていましたが、質の割に値段が高すぎです。ツアー仲間の若い女性が、小さなかわいい置物に興味を示しましたが、16ユーロの値札にドン引き。
側に居合わせた私に「16ユーロだって....ちょっと高すぎない...?」と目をまんまるにして苦笑い。
「高いよ、それは〜いくらなんでも。私なら買わないよ」
彼女、ゴリラーマンを頼って値引き交渉を始めましたが、さて、どうなったのか....
私はこういう店は嫌いです。どんなに欲しいな、と思える物があっても買いません。幸いこの店に欲しい、と思える物はありませんでしたけどね...

メディナの中をあれだけすたすた早足で進んだゴリラーマン、なぜか店ではたっぷり時間を取っています。店と連携してツアー客を運び込んでいるのでしょう。1ツアー運んでいくら、なのか、売り上げに応じたマージンを取っているのか、後者だとしたらゴリラーマンに相談しても無駄なこと。関わらないのが一番です。せめてもの救いは、ハエも真っ青なしつこさの物売りからしばし解放されたこと。ストリート物売りは店内には入って来ることが出来ませんから。

アンティークストアを出て、またしばらくスタスタ縦横無尽に進むゴリラーマン。「これから、見晴らしのいい所にいくよ。街を見渡せるよ、テイクピクチャー、テイクピクチャー!」

写真を撮るかどうかはこっちが決めることで、押し付けられて撮るものではありません。テイクピクチャーには軽くイラっときましたが、そこは抑えて彼の後に付いて行きます。

建物の入り口には機織り機と、美しい文様が織り込まれた、確かに素晴らしい絨毯、ラグのたくい。ゴリラーマンは伝統工芸品の素晴らしさについてひと語りしています。
モロッコ絨毯の博物館?

と、思いきや、奥に入っていくと、さらに多種多様なデザインとサイズのラグが、壁に床に、びっしりと並べられています。どうやらここは絨毯屋のようです。
主人と従者、とおぼしき二人の男が出て来て、ゴリラーマンとともに上の階へと私たちを導きます。狭く急な階段をずっと上って行き、いい加減息が切れかかったところで屋上に到達。そこでは市街を一望のもとに見渡すことができました。
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一同、ひと通り写真を撮り終え、階段を下ります........More
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by nollipolly | 2009-09-07 15:37 | Trip
いよいよ怪しげなダンジョンに潜入します。

四方八方に延びた狭く入り組んだ通路、その両側に無数の店がびっしりと並んでいます。
野菜、果物、スパイス、お菓子、パン、日用品、食肉、服飾雑貨.......使い古したキッチン用具や大工道具、年代ものの電化製品など、ガラクタとしか言いようの無い物にも値が付けられ、売られています。日本の昔の市場を、大規模で複雑にしたような、巨大な迷路。しかも商業エリアと居住エリアが混在しています。

後で分かったのですが、メディナと呼ばれる、旧市街です。
なんと世界遺産にも登録されているそうです。
※クリックすると拡大できる画像もあります
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ロバがいました。
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ムスリムファッッション。軽く引きます(^ ^;)
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おひとつ、いかがどすえ〜?....More
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by nollipolly | 2009-09-05 15:06 | Trip
ゴリラーマンVS自称ガイド根性男、ややしばらくやり合っていましたが、分はゴリラーマンにあったようです。あらかた勝負がついたゴリラーマン、やおら私たちの方に向き直り
「あなたたちはホテル○○○○で予約した人たちか?」

「へ?」

激しい論戦見物の直後に突然訊かれたのでピンと来ず、ぽあんとしていると、再度聞き直してきました。
「ツアーを予約しましたか?」
「は、はいっ、そうですそうです、しました、しました」
居丈高な物言いに、本能的にすかさずへりくだってしまう、我ながら何ともさもしい性に嫌悪感を感じます。
「バスはあれだよ」
彼の指差した方向には、派手な花模様のマイクロバスが車両検問の辺りで待機しています。何人か人の顔が見え、まじまじとこっちを見ています。

「30分、待ったんだ」
「えっ?」
 
何を言ってるんだ、と思いましたが、すっかりアルコールぼけした私の頭でも“売られたケンカは買わずにゃいられん”モードにセキュリティレベルアップ。言い返します。
「私たちは3時間は待ったよ。待っても待っても来ないから自分たちでここまできたんだ」

「11時だ。11時から、半まで待ったが他の客もいるし出発した」
くっ......
しかしそこはお•と•な、やわらかく返します。
「おかしいね〜フロントは最初8時半って言ったんだ、それを11時まで待ったよ。3時間半だ。待っても待っても来なかったよ」
まだ何か言いたそうでしたが百戦錬磨とおぼしきゴリラーマン、何とこう切り返してきました。
「ツアーを予約したんだから参加してもらわなくては困る」
“参加してもらわなくては困る”というのは私の勝手な訳ですが、日本語にするとそんな感じに聞こえました。威圧的な表現です。
偉そうな物言いにいささかカチンと来ましたが、バスツアーに参加することにはやぶさかではありません。
「いいよ、でもあのガイドの人はいいの?怒ってるみたいだけど」
「気にしなくていい、彼は友達だ」
ひゃー、また“お友達”だわっ(^o^;) どうなってんだ、ここは....

根性男、まだ何やら悪態(と思われる)をついています。ゴリラーマンがやり返すと一旦去りかけるのですが、また振り向き、わめき始めます。

果てしなく外づらのいいダンナ、見かねたように「済まなかったね、行き違いでこんなことになって」と言って、気持ちばかりのお金を手渡そうとしましたが、いらないっ、と言います。
最後はやっと引き下がりましたが、なんだか申し訳ない気持ちにもなりました。
いえ、ね、いずれはぼったくられる身ですから、どっちに転んでも同じことなのでそれはいいのですが、騙す方にも騙される方にも、仁義というものがあるでしょう。「騙し方(かた)」の仁義はかのお二方にまかせるとして、「騙され方(かた)」としてはどこかすっきりしないものがある。どうせだまされるなら、正々堂々とー...いや、これは変な表現です、すんなりと?いった方が納得がいくというものです。

しかし、すごいですね〜(^o^;) どちらもよっぽど私たちが欲しかったのでしょう。こうまで激しく観光客の奪い合いをするのには訳があるはずです。そうです、お金、です。私たちは金づる、いや、カモと言い換えても言いでしょう、で無ければ双方こんなに執着するはずがありません。
イヤーな予感がしてきました。

それにしても、この人とクルマの混雑の中で、
ずばり私たちを発見した
ゴリラーマンの眼力恐るべしー。まさに空から獲物を探すタカの如し。
(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」

ことが一段落し、促されてバスに乗り込みました。同乗客たちに挨拶、待たせてごめんなんさいを言います。

バスは何事も無かったように静かに発車しました.......More
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by nollipolly | 2009-09-03 06:43 | Trip
バスツアーは8時半にホテル前でピックアップしてくれる、というので、早起きして待ちます。
朝もやが立ち込め、肌寒いくらい。やはり海辺の街です。
※写真はクリックで大きく見えるものもあります

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しかしバスが来ません。待っても待っても、バスは来ません。
ホテルに戻ってフロントに訊くと、夕べと担当者は変わっており「ツアーのバスは10時半です」と言います。

なんだ、早起きして損した。


「チェックアウトの時間までまだありますから、お部屋に戻ってもよろしいですよ」と言うので、そうすることにしました。

しかし、いい加減です。私たちの聞き間違えか、フロントマンのミスなのか、今となっては分かりませんが、ホテル前にぼーっと立っていてもしょうがないので、何を言っているのかさっぱりわからないスペイン語のニュースなどみながら時間を潰します。

10時を過ぎた頃、早めに再びホテルの前へ。しかし、来ない!!10時半を過ぎ、11時に届こうとするとき、業を煮やしたダンナがタクシーで国境へ行くと言い出しました。乗り場で運転手にボーダーまでの値段を訊きます。
「うーん、25ユーロくらいかな」
「頼んます」

海沿いの曲がりくねった道を気持ちよく飛ばすタクシー。ほどなく検問のゲートが見えてきました。ここからは歩きです。
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入り口から検問まで、結構な距離です。観光客らしき欧米系の人たち、大きな荷物を背負ったムスリム系の人たちと一緒に、テクテクとひたすら歩きます。既に高く上がった日差しが容赦なく降り注いできます。汗ばんできます。

ようやく検問近くになりほっとした所で、モロッコ人の男がニコニコしながら近づいてきました。
「やあ、こんにちは!僕、オフィシャルガイド、観光案内ならお任せだよ!」
(出たな化け物......)

※( )内グリーンの文字は私が心で思ったことです

愛想良く応対するダンナ。だいたい国内外問わず、知らないヒトがニコニコ近づいてくるのにろくなことはありません。怪しげなものを売りつけようとするセールスか、外国ならドラッグ売り、ということも大いに考えられます。この男の作り笑いもまさにその類い。
半ば強引にカスタムの書類記入手続きを手伝ってあげる、と言うのですが、「自分でできるからいらないよ」と断ってもききません。しつこくつきまとってきます。軽くイラっときますが、心やさしい日本人なのでぐっとこらえ、ここはおだやかに装います。

男は、自分がいかに優秀なガイドで、信頼にたる人物か、という能書きをまくしたてています。25ユーロでタクシー代を負担すれば、後は案内するよ、ガイド料はお任せだよー。

タダとお買い得が大好きなダンナ、この「ガイド料は随意です」という部分に強い陽性反応を示しました。
「本当かいっ?? いくらでもいいの?」
(ややっ、まずい展開になってきたっ(アセ)

「イエスイエス、あなたのお好きな金額でいいんだよ、あなたたち、いい人。僕、いい人。僕、あなたのともだち。よろしくね♪♪」
何ともうさん臭い自称オフィシャルガイド男、手応えを掴んでますますセールス攻勢を強めてきます。
(どこの世界に、会ったばかりのヒトが”お友達”になれるんだよ...「20世紀少年」じゃあるまいし、何が”ともだち”だよ)

しかし、すっぽり相手の術中にはまった超お人好しダンナ、満面笑みで握手を交わしてご機嫌そのもの...ヽ( ´_`)ノ まさに典型アメリカ人、外づらの良さは天下一品です。

カスタムには既に大勢の人たちが行列を作っていました。
薄汚れた小屋が連なる長屋みたいな建物、何をしている人たちなのか、モロッコ人たちがその辺りにたむろしています。小屋の一つに検問官の顔が見え、次から次とやってくる国境越えの人々を捌いています。

(やれやれ、こ〜れは時間くいそう......)

くだんの男、そんな様子をすかさず見てとり、離れた所に立っていた検問官になにやら話始めました。彼はうなづいて窓口に向かい、待っている人たちの応対に入りました。
官僚であるはずの検問官が、国境にうろつくガイド男の言いに応えた、というのはちょっと驚きでした。この人たちの力関係がよくわかりません。それはそうとして、このガイド男、何としてでも私たちの歓心を買いたいようです。

列はあっという間に二手に分かれ、私たちの順番も思ったより早く回ってきました。

小屋の中に通されます。マスクをした医師が控えていて、体温を測ります、と言います。ちょうど新型インフルがはやり始めたころだったので、そのせいでしょう。ペンタイプの、何やら光を額にあてると体温が分かるらしい優れものを使っています。
(ややっ、これは欲しいぞっ....)

36.7、ちょっと高めですが平温。
検疫合格、パスポートチェックもスムーズに終わって、やっとモロッコに入りました。

さて、と.........More
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by nollipolly | 2009-08-31 12:41 | Trip
吸い寄せられるようにぐんぐん岸壁に近づいていきます。
岸辺の街並みや山稜の様子がはっきりと見えてきました。
※写真はクリックで大きく見えるものもあります
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中腹に昔の要塞壁が見えます。ここだけでなく、沿岸の要所要所、あちこちに古い要塞が残っています。地中海を挟んだ攻防が、いかに凄まじかったかを彷彿とさせてくれます。
私だって飲んでばかりいるわけではありません。たまにはこうして歴史に思いを馳せることもあるわけです。

フェリーを降りると、ターミナルの構内でムスリムの衣装をまとったアクセサリー売りの女性たちが待ち構えていました。かなりしつこいです。目を合わせないようにして急ぎ足で外に出ます。
セウタのフェリーターミナル前。
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↑アクセサリー、買ってます(^o^;)

大地にしっかりと感動の一歩を刻みます。
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化粧タイルの上、とは拍子抜けしますが、仕方ありません。

それにしても、期待していたようなエキゾティック&ワイルドな雰囲気がまったく感じられません。こぎれいでゴミ一つ落ちていない整った街の入り口。この辺りは人影が全くありません。

「おかしいな。4年前にきたときはこんな感じじゃなかったぞ」と、しきりにいぶかるダンナ。
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ターミナルにいたおまわりさんにダウンタウンの方角を訊いて、そちらに向かって歩き出しました。
通りがかったガソリンスタンドでガソリン価格のチェックなどしながら進みます。
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店の看板に「Africa」の文字が見えます。

間違いなく、ここはアフリカのようです。....More
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by nollipolly | 2009-08-30 06:06 | Trip
気を取り直して10日後。
再びモロッコ渡りに挑戦しました。

マラガ(Malaga)からアルへシラス(Algeciras)行きのバスに飛び乗ります。
約2時間、片道11.25ユーロ。めっさ安いです。
ダンナはレンタカーにこだわっていましたが、ガス代、レンタカー代に加えて運転で失う気力体力、駐車場所の苦労などを考えると、クルマで行くより金銭面でも精神面でも断然お得。長距離バスは日本同様綺麗で安全です。

アルへシラスのバスターミナルからはタクシーでフェリーターミナルへ。たったの5ユーロです。近いのですが、フェリーターミナルの敷地は結構広く、歩くと遠い、という微妙な距離。5ユーロならタクシーを使った方が早くて楽です。
※写真はクリックでもう少し大きく見えます
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ターミナルに入ると、フェリー各社のチケット窓口がずらり並んでいます。アラブ系、アフリカ系、スペイン系、ヨーロッパのどこかの国の人、識別不明系、わずかですが東洋系の顔も見えます。ビジネスマン(ウーマン)、旅行者、不明系、多くの人たちであふれるチケット売り場。船の出航時間を告げるアナウンスがさらににぎわいを盛り立てます。ヨーロッパとアフリカをつなぐまさに架け橋がここ。そんな印象を感じました。
各社料金に大した違いは無いのですが、なんせ船酔いするたちなので、乗船時間が短い高速フェリーを選択。往復66ユーロはお高めですが、バス代で節約したので、弾む所は弾みます。←払いはダンナです

酔い止めはスペインで調達。
この「ビオドラミナ」という薬が酔い止めです。
これはカフェインレスですが、カフェイン入りもあります。
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チケットを無事手に入れ、旅の重要ポイントを無事クリア。
あとは船の時間を待つだけ、しかも出航まで時間たっぷりー

となると、ほっとひと息つきたくなるのが人情と言うものです。

ターミナルのメインビルディングを出て、ふと右手を見ると、
こんな看板が目に飛び込んできました♪♪
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サンドイッチ、スナック(またはソフトドリンク)あり。
いやー、よくできたターミナル。
旅人の心をよくつかんだ構造になっています(^^) 
↑ どこでもそうだよ...ヽ( ´_`)ノ

早速入ってみます......More
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by nollipolly | 2009-08-28 12:18 | Trip